2014年に発足した旭化成建材 快適空間研究所は、自らが目指すべき未来のライフスタイルを「あたたかい暮らし」〝心と体と懐があたたかくなる住まいでのいきいきとしたライフスタイル〞と定義し、温熱環境に関する調査結果を踏まえ、「あたたかい暮らし」の実現に役立つ、暮らし・住まいに関する情報を、WEBメディア「あたたか族」や季刊誌「あたたか族」を通じてお伝えしてきました。
2019年、旭化成建材では、「私たちは良質空間を追求し、グッドマテリアルを通じて、未来を見据え新たな価値を創造するNEO-KENZAI COMPANYを目指します」という新ビジョンを掲げました。快適空間研究所においても、「良質空間の追求」のために、温熱環境に関わる生活者調査を継続的に実施し、その結果をホームページや書籍などを通じて発信しています。
一方、2020年から、COVID-19の感染拡大により、世界中で新しい生活様式が求められるようになりました。これまでの価値観、意識も大きく変わり、テレワークで働く人が増え、在宅時間が長くなるなど、働き方や暮らし方も変化しています。その結果、温熱環境(あたたかさ、涼しさ)だけでなく、住まいの空気質や明るさ、音などに関心を持つ方が増えています。
そこで、私たち快適空間研究所は、新しい生活様式に相応しいコンテンツを生活者にお届けするために、私たちが目指すべき未来のライフスタイルを「良質なくらし」=〝自分・家族・社会が幸せになるくらし”と再定義し、WEBメディア「あたたか族」の内容、構成を見直しました。併せて、名称も「良質なくらし」へと変更します。
WEBメディア「良質なくらし」では、これまでの「あたたか族」で発信してきた情報を引き継ぐとともに、コロナ禍で在宅勤務が増える中で重要性が増す住まいの温熱環境(あたたかさ、涼しさ)を軸にして、空気質、明るさ、音といった室内環境について調査研究し、良質なくらしに関する情報をお届けします。